小学生の読書が変わる!ヨンデミーでハマったおすすめシリーズ4選

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もくじ

ヨンデミーとの出会いと小学生の読書

我が家の小学4年生の子どもがヨンデミーで出会った本の中でも、特に印象に残っている作品をご紹介します。
どの本も、子どもの「読書のハードルを下げてくれた」「次の一冊を読みたくなった」きっかけになったものばかりです。

ヨンデミーについてはこちら

シリーズ別おすすめ本紹介

【1】ロアルド・ダールコレクション

最初に大きな影響を受けたのは、ロアルド・ダールの作品でした。

『こちらゆかいな窓ふき会社』

ロアルド・ダールコレクションの本は、一般的な小説と同じサイズ・文字の大きさなので、最初はなかなか手に取りませんでした。

しかし

この本はロアルド・ダールコレクションの中でも薄く「ロアルド・ダール入門」にぴったりの1冊

この本を読み切ったことで、「自分でも読めた!」という自信がつき、読書のハードルがぐっと下がりました。

同じシリーズの中でも、特におすすめなのがこちら。

おばけ桃が行く

大きな桃にのって大冒険するお話。一緒に冒険するのは虫たち。

ユーモアたっぷりの展開で、子どもが夢中になって読めます。

『へそまがり昔ばなし』

こちらも比較的薄めの本で、有名な「シンデレラ」「ジャックと豆の木」「白雪姫」などが、ブラックユーモアたっぷりの“へそまがり”バージョンで描かれています。
ダールらしい皮肉とテンポの良さが光る、子どもにも大人にも楽しい作品です。

そしてロアルド・ダールの代表作といえばこちら。

『チョコレート工場の秘密』

ロアルド・ダールコレクションの本はどれも訳が秀逸で、言葉選びのセンスが抜群

我が家ではどれも面白すぎるので、ロアルド・ダールコレクションを全巻揃えました。

【2】ホオズキくんシリーズ

『おばけが見える転校生!』

こちらは、「ホオズキくん」シリーズの第1巻。
おばけが見える転校生・ホオズキくんを中心に、クラスメイトたちとの交流を描いた物語です。

ホラー要素はありますが、怖すぎずユーモアもあって、「怖い話がちょっと気になる」小学生にぴったり。
全6巻あり、巻を追うごとにキャラクターの成長や友情が描かれていきます。

子供も夢中で読みました。

ホオズキくんが大人になってからのお話がこちら。

『内科・オバケ科 ホオズキ医院 オバケだって、カゼをひく!』

おばけ専門のお医者さんとして活躍するホオズキ先生のもとに、ちょっと変わった患者たちがやってきます。
温かくて、少し切ないお話が多く、大人も楽しめる児童文学です。

実はこちらのシリーズが先に出版されていて、
その後、ホオズキ先生の子ども時代を描いたのが「ホオズキくんシリーズ」。
どちらも6巻ずつあり、どちらから読んでも楽しめます。

どちらが好き?読んでみた感想

どちらも面白いのですが、しいて言うなら

私も子どもも「ホオズキくんシリーズ(子ども時代)」のほうが好きです

ホオズキくんシリーズは、現実世界におばけが現れて、それをどう対処していくかというお話。
一方、ホオズキ先生シリーズはおばけの世界が舞台なので、ちょっと幻想的で、どこか遠い感じがします。

子ども時代の物語のほうが、「もしこんなことが身近で起きたら楽しいかも」と想像できる分、親しみやすいのかもしれません。

作者・富安陽子さんの魅力

ホオズキシリーズの作者、富安陽子さんは、妖怪や鬼を題材にしたお話が得意な作家さんです。
有名な絵本もたくさんあります。

代表作には

『オニのサラリーマン』シリーズ


『まゆとおに』やまんばのむすめまゆのおはなしシリーズ

などがあり、どれも日本的な妖怪・鬼の世界をユーモラスに描いた作品です。

「妖怪」や「不思議なもの」が好きなお子さんには、どの本もおすすめです。

【3】妖怪コンビニシリーズ

『妖怪コンビニでバイトはじめました。』

最初は224ページとボリュームがあり、字も小さかったので少し躊躇していたのですが、読み始めたら夢中になって読んでいました。
少し重いテーマを扱いながらもテンポが良く、読みやすくもあり、最後まで一気に読める作品。
次々と登場する妖怪たちや不思議な展開に引き込まれ、怖すぎず、ほどよくスリルがあるので小学生の読書にもぴったりです。

この本が読めるようになってから、分厚い本の抵抗がだいぶ減りました。

『妖怪コンビニ① 店長はイケメンねこ!』


『妖怪コンビニでバイトはじめました』の続編が気になっていましたが、残念ながらこちらは別のストーリーになっています。
全5巻のシリーズで、まだ読めていませんが、店長が犬ではなく猫なところなど気になっており、タイトルからして面白そうです。

【4】くろて団は名探偵

『くろて団は名探偵』

この本は、読者が推理をしながら物語を読み進める「参加型ストーリー」。
3ページほど読むと次のお題が出て、挿絵を見ながら犯人を探していく仕組みです。

長い文章を集中して読むのが苦手な子でも、絵を見ながら考える楽しさを感じられます。
「ミッケ」などの絵探し絵本が好きな子に特におすすめ。

『くろグミ団は名探偵』

作者は、くろて団の作者 ハンス・ユルゲン・プレス さんの息子、 ユリアン・プレスさん
息子さんが続編を書いてくれました。主人公は違いますが、似たようなテイストの内容になっています。
全5巻 で、A5判の横書きなので、文庫本サイズの前作より少し読みやすくなっています。

読書を通して感じた変化とまとめ

  • ヨンデミーのおかげで、自分では選ばなかったジャンルにも手を伸ばすようになった
  • シリーズ本は物語の「続き」にワクワクできるので、読書習慣が自然と定着しやすい
  • 分厚い本にもチャレンジできるようになり、自信につながった

ヨンデミーを通して出会った本たちは、どれも読書の世界を広げてくれるきっかけになりました。
「うちの子にはどんな本が合うかな?」と悩む方は、まずは薄めで読みやすい一冊から始めてみてください。

そして「どんな本を読ませよう?」と悩む時期にもヨンデミーはとても心強い存在でした。

せとか
保育士
一児の母。育児書を200冊以上読破し、保育士資格を取得。
フリー保育士として様々な年齢のクラスを担当。
企業にて新人教育を10年程経験したこともある教育のプロが育児や家庭学習について配信しています。
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