「うちの子、最近本を読まなくなった」
小学生になると、本を読む時間が減ってしまうことは
珍しくありません。
低学年のころは図書館で本を借りていたのに、
気づけば漫画や動画ばかり。
我が家でも同じ時期がありました。
ですが、環境やきっかけを少し変えることで
子どもの読書習慣は大きく変わることがあります。
この記事では
- 小学生が本を読まなくなる理由
- 読書習慣が続かない原因
- 家庭でできる読書習慣の作り方
を紹介します。
小学生が本を読まなくなる3つの理由
1.本のレベルが合わなくなる
小学生になると、本のページ数や文章量が一気に増えていきます。
低学年のころは短い物語や絵本が中心ですが、学年が上がるにつれて文字の多い本が増えていきます。
すると「読むのが大変」と感じてしまい、自然と本から離れてしまうことがあります。
2.読書より楽しいものが増える
小学生になると、動画やゲーム、友達との遊びなど、楽しいことがどんどん増えていきます。
読書は一人で静かに楽しむ時間なので、どうしても他の娯楽に比べて後回しになりやすくなります。
その結果、本を読む時間が少しずつ減っていくことがあります。
3.本を選ぶのが難しくなる
図書館や本屋に行っても、どの本を読めばいいのか分からないという子も多くいます。
自分に合う本が見つからないと、読書は「つまらないもの」と感じてしまうことがあります。
実際には面白い本はたくさんありますが、
本選びが難しいことも読書から離れてしまう理由のひとつです。
我が家でも、同じような変化がありました。
我が家で起きていた読書の変化
小学生になると、学習内容や生活環境が少しずつ変わり、読書との距離が広がってしまうことも少なくありません。
- 読むよりも読み聞かせが好き
- 『かいけつゾロリ』『おしりたんてい』など読みやすい本の内容に飽きてきた
- 面白そうな本はあっても、文字が小さくて読む気が失せる
- 漢字やページ数も増え、「読むこと」そのものに疲れてしまっていた
- リビングには本を置いていたものの、昔からの本のままで新しい出会いが少ない
図書館には通っていましたが、子どもが自分で本を選ぶことも少なくなっていました。
リビングには本があるのに、手に取られることはほとんどありません。
振り返ってみると、読書から少し離れてしまった理由は大きく3つありました。
- 新しい本との出会いがない
- 長い文章を読む体力が足りない
- 読書の時間を作りにくい
さらに、小学生になると生活面でも大きな変化があります。
- 習い事や友達との遊びで放課後は忙しくなる
- 読書のためのまとまった時間が取りにくくなる
- アニメやゲームなど手軽に楽しめる娯楽が身近にある
小学3年生になると授業数も増え、放課後は、習い事やお友達との遊びなどであっという間に過ぎてしまいます。
読書のための“まとまった時間”を確保するのが難しいのだと感じました。
一方で、アニメや漫画の世界にはすぐに入り込めます。
ビジュアルで物語を追える楽しさ、テンポの良さ、わかりやすさ。
私自身もその魅力をよく知っているからこそ、否定はできないんですよね。
つまり、小学生が本を読まなくなるのは
子どものやる気というよりも、本との出会い方や生活環境の変化が大きいのだと思います。
でもやっぱり、想像力を育てたり、自分のペースで深く物語を味わったりできるのは「読書」ならでは。
読解力や表現力も、物語に触れる中で育っていくものだと思っています。
私自身も読書習慣について考える中で、
こちらの本を読んだことがきっかけになりました。
読書習慣が続かない原因
子どもが本を読まなくなるのは、決して珍しいことではありません。
むしろ読書は、意識しないと習慣になりにくいものでもあります。
動画やゲームのようにすぐに楽しさを感じられるものと比べると、読書は最初のハードルが少し高いからです。
特に、自分に合う本が見つからなかったり、読むきっかけがなかったりすると、本を読む時間は自然と減ってしまいます。
ですが、環境やきっかけを少し変えるだけで、子どもの読書習慣は大きく変わることがあります。
読書は、勉強のためだけのものではありません。
実は、子どもの成長にとって大切な力も育ててくれます。
読書が大切と言われる理由
読書は、単に本を読む時間ではありません。
物語を通して言葉に触れたり、登場人物の気持ちを想像したりすることで、子どもの考える力や表現力の土台が育っていきます。
ここでは、読書習慣を続けることで育ちやすい3つの力を紹介します。
読書習慣で育つ3つの力
1. 語彙力
本を読むことで、日常会話ではあまり使わない言葉に触れることができます。
物語の中でさまざまな言葉に出会うことで、自然と語彙が増えていきます。
語彙が増えると文章を理解する力も高まり、自分の考えを言葉で表現する力にもつながっていきます。
2. 想像力
物語を読むと、登場人物の気持ちや場面を思い浮かべながら読むことになります。
その過程で、相手の気持ちを考えたり、場面を想像したりする力が育っていきます。
こうした想像力は、人の気持ちを理解する力にもつながっていきます。
3. 考える力
物語の展開を考えたり、登場人物の行動の理由を考えたりすることで、自然と考える力も育っていきます。
本を読むことは、答えを覚える勉強とは違い、自分で考える経験を積み重ねる時間でもあります。
こうした経験が、学習の土台となる力にもつながっていきます。
小学生に読書習慣をつける5つの方法
読書は、無理に「読ませよう」とすると続きにくいものです。
大切なのは、子どもが自然と本を手に取りやすい環境をつくることです。
ここでは、家庭でも取り入れやすい読書習慣の作り方を紹介します。
本を身近な場所に置く
本棚にしまい込むよりも、リビングなど子どもがよく過ごす場所に本を置いておくと、本を手に取る機会が増えます。
目に入る場所に本があるだけでも、読書へのハードルは下がります。
図書館を習慣にする
図書館は、さまざまな本に出会える場所です。
定期的に図書館に行く習慣があると、本を読むきっかけが自然と増えていきます。
子どもが自分で本を選ぶ経験も、読書への興味につながります。
読みやすい本から始める
難しい本から始めると、「読むのが大変」と感じてしまうことがあります。
まずは短い物語や、子どもが興味を持てる内容の本から始めると、読書の楽しさを感じやすくなります。
読書の時間をつくる
寝る前の時間など、少しだけでも読書の時間を作ると、読書が生活の一部になりやすくなります。
毎日でなくても、定期的に本を読む時間があると、自然と読書習慣が続きやすくなります。
本選びをサポートする
子どもに合う本が見つからないと、読書は続きにくくなります。
大人が本を紹介したり、子どもの興味に合う本を一緒に探したりすることで、本との出会いが広がります。
小学生におすすめの本ジャンル
読書習慣をつけるためには、子どもが「読みたい」と思える本に出会うことも大切です。
小学生の場合、次のようなジャンルは読みやすく、読書のきっかけになりやすいと感じています。
- シリーズものの物語
- 笑える本やユーモアのある物語
- 冒険やミステリーのストーリー
- 動物や自然をテーマにした物語
シリーズものは続きが気になるため、自然と次の本にも手が伸びやすくなります。
最初から難しい本を選ぶよりも、読みやすく楽しめる本から始めることで読書習慣は続きやすくなります。
読書習慣は環境で変わる
小学生が本を読まなくなるのは、決して珍しいことではありません。
ですが、本との出会い方や環境が変わるだけで、読書習慣が戻ることもあります。
無理に読ませようとするよりも、本を手に取りやすい環境を作ることが大切です。
我が家でも、きっかけが変わったことで子どもの読書習慣が少しずつ戻ってきました。
ヨンデミーを使って読書習慣が変わった体験については、こちらの記事で詳しく紹介しています。



